ホールを選んでもキッチン担当と仲間になれる居酒屋のアルバイト

居酒屋のアルバイトは担当が分かれるのが基本

居酒屋の学生アルバイトというと、元気にホールを動き回るホールスタッフの仕事を連想しがちですが、実はキッチン担当にも学生アルバイトスタッフがいます。
キッチンはキッチン、ホールはホールで仲間意識が生まれ、二つのグループに分かれて仲間が出来るのかなというイメージがあるかもしれませんが、居酒屋のホールとキッチンは密に連携しています。
つまり、みんなが協力し合ってさばいていかないと、居酒屋の仕事というのは回っていかないのです。
そのため、ホールスタッフなら賑やかな学生アルバイト同士の交流が生まれそうだけれど、キッチンを選んだら仲間に入れてもらえないかもという心配は無用です。

ホールスタッフにとってキッチンスタッフに助けられるのはうれしい

ホールでの接客は性分的に向いていないけれど、キッチンからホールの状況を把握し、いかにホールスタッフが動きやすいようにお膳立てするかを考えられる人なら、きっとホールスタッフから喜ばれることでしょう。
てんてこまいの休前日ともなると、チェイサーを運ぶだけでも大変です。
チェイサーは主に日本酒と一緒に飲む和らぎ水と呼ばれる、悪酔いを防ぐためのお冷やのことですので、日本酒のオーダーが入った時点でチェイサーを用意しておくと、ホールスタッフがチェイサーを求められてキッチンに来た時には、もうすでに用意されていて、持って行くだけで済み、時間が短縮できます。
一つのテーブル分のチェイサーの用意時間は大したことなくても、これをあちこちのテーブルでおこなうとなると、それだけ多くの時間がかかります。
時間を短縮できることによって、他の注文でまだかと怒鳴られることが少なくなれば、キッチンスタッフにありがとうという気持ちを抱くのは当然でしょう。

ホールスタッフは頼りになるキッチンスタッフに好感を持つ

この人はいつもあらかじめチェイサーを用意しておいてくれるとか、洗ったグラスやお皿を取りやすいように並べておいてくれるとかいったことに、ホールスタッフは気づくでしょう。
忙しい時には、この気配りがどれだけ時間短縮につながるかということも身をもって実感していますので、自然とホールスタッフの中で、あのキッチンのスタッフはいい人だよねとか、気配りが出来るよねといった具合に好感度が高まっていきます。
その結果、ホールとキッチンで担当する仕事は違っても、同じ学生アルバイトだとわかると、担当の垣根を超えて仲良くなれる仲間が出来るでしょう。

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